ブロケツ

ブログするか、ケツ出すか。アラサー女1人社長のぶっちゃけトーク。

ホルモンまとめるモン!!!

ホルモンまとめるモン!!!
私たちのカラダでは100種類以上のホルモンが作られているらしい。しかもすんごい微量ですんごい効果があるらしい。(説明雑)

よく聞くのは、「50mのプールにスプーン1杯の量でも十分効果がある」ってフレーズ。

 

ってことは、ホルモンを制すれば、人生制するんじゃね??

美容液塗りたくるより、高いエステで脂肪吸引するより、美肌になって痩せるホルモンをドバッと出したい!

ヤル気出して、パフォーマンス上げて、目標を達成して、高揚した気分を味わいたい!

わいホルモン極めたい。なので気になるホルモンまとめてみまちた。

ホルモンとフェロモン

ホルモンとは、カラダ中を駆け巡っている「伝言メモ」のようなもの。

その伝言メモによって、天秤が右に傾いたり左に傾いたり水平になったりするよう、いろんなバランスを整えている。

 

例えば...

・汗をたくさんかくと、体内の水分を出さないようおしっこの量を減らしてくれる

・食事をして血液中の糖の割合が増えると、それを一定量に戻してくれる

・運動で一定以上の負荷を筋肉にかけると、傷ついた筋線維の修復や再生をしてくれる

など。

 

また、体温や血糖値などカラダの生理状態を一定に保つようにする状態をホメオスタシス(恒常性)という。

 

 

 

さらにわかりやすくサッカーで例えてみまっす。(全然詳しくないくせに)

朝が来たら夜が来るように、サッカーにも「攻め」と「守り」の両方の時間があるでしょ?「俺らは90分間ひたすらディフェンス!」ってわけにはいかないよね。

その戦況に合わせて、チームとして攻守の比重を整えなければいけない。しかもそのバランスはゲーム中で常に揺れ動いている。

そういったことを総合的にバランス取る役割が、ホルモンたち。

 

ピッチのコンディションはどうか、攻撃守備それぞれにかかわる選手の人数はどうするか、その選手のポジショニングはどうするか。

体内の100種類以上のホルモンたちはそれぞれが連携し、働きを強め合ったり反対に弱めたりしてる。

「今日の攻めは4-2-3-1のフォーメーションで!」「ちょいと次の試合は4-4-2でいこう!」みたいに複雑に作用し合って調整してる。

 

自分のカラダが1つのチームだとしたら、脳や甲状腺や生殖器などホルモンを分泌するところが「監督・司令塔」、ホルモンたちは「戦術の伝言メモ」、各器官の細胞は「実際にプレイする選手」みたいなイメージ。

体内でいろんな情報を伝え合う物質をまとめて、「ホルモン」と呼ぶ。

 

 

 

話は少し変わるけど、ちなみにホルモンとよく似たイメージで混同しやすいフェロモンとはなにか分かりますか?2つの違いとは?

簡単に言えば、「体内」で「自分」に作用すればホルモン、「体外」で「他人」に作用すればフェロモンってこと。

働きアリが道を教える、ミツバチが仲間を集める、人が異性を惹きつける、など相手の行動に働きかける物質のことです。

語源はpherein(運ぶ) + hormone(ホルモン)から。

 

 

 

ホルモンの種類と働き一覧

尚、ホルモンの語源はギリシア語のhormon(刺激する)から。「呼び覚ますもの」という意味。

ホルモンが発見されたのは1902年とまだまだ最近。これからますます研究が進み、今後も新たなホルモンが発見されるでしょう。

 

ここでは、有名どころのホルモンを挙げてこうと思います。

アドレナリンのように、神経伝達物質(自律神経の活性化など)と呼ばれることが多いがホルモンとしても作用するモノ、も含めてリストにするね。

 

以降は個人的に気になるものの効果効能をザッとピックアップした、自分による自分のためのメモw

みんなも「このホルモンの名前はよく聞くけど、えーっとなんだっけ」って思うことない?

あ、ないって?さいですか。記憶力いいんすね。ではUターンどうぞ。べついいんだモン。_(:3 」∠)_

ちょっと復習したいって方は、一緒にどうぞ。れっつごー!

 

 

 

コルチゾール

腎臓の上のほう部分、1~2センチ程度の大きさ場所を副腎と言い、さらにその皮質(外側)から分泌されるホルモン。

分泌量は朝に多く夜にかけて少なくなっていき、1日の体のリズムを整えてくれる。早朝にドバッと出て、しばらくしてから眠りから目覚める。

基礎代謝を促進し、血圧や血糖値などを最適に保つ。

 

またコルチゾールは別名ストレスホルモンとも呼ばれている。心身に負荷(ストレス)がかかったときにも、血圧などを上昇させるから。

これは、負荷の原因となる外敵と闘ったり、逃げて身を守ったりという、カラダの準備を促すため。

ただし慢性的にストレスを過剰に受けていると、コルチゾールでは血糖値がコントロールできなくなるので、要注意。

今は「ストレス社会」と呼ばれているので、コルチゾールを分泌している副腎を疲労させない日常生活が重要。

 

 

 

成長ホルモン

脳下垂体前葉という頭の中心部、ざっくり言うと耳と鼻の奥を結んだところあたりから分泌している。

正式名称「ヒト成長ホルモン」という名の通り、身長を伸ばしたり筋肉を発達させるという働きを主に行っている。

10代の成長期に最も分泌量が多くなるが、その後も生涯に渡って必要なホルモンで、年齢に関係なく大切。

 

その理由は、成長ホルモンには筋肉や骨の「代謝」を促す働きがあるから。

ごはんを食べて栄養を摂って、それを消化・吸収したあとに、各器官が使いやすいように形を変えてエネルギーにする必要がある。

そのおかげで私たちは、呼吸をしたり、心臓を動かしたり、走ったり、話したり、いろんな活動ができている。そう、代謝とはエネルギーを生み出すこと。

成長ホルモンが不足して代謝が行われにくくなると、疲れやすく、また疲れも取れにくくなる。

カラダの疲労や消耗をスムーズに修復や再生できなくなり、疲労物質を蓄積しやすくなっちゃう。

 

成長ホルモンの分泌は、睡眠中に約70%、空腹時・運動中に約30%と言われている。

いかに寝不足は体に負担をかけているかが分かる数字だよね。できるだけたっぷり眠れる環境を整えよう。

 

 

 

アドレナリン

コルチゾールと同じく、副腎皮質から分泌されるホルモン。働きも非常によく似ていて、心拍数や血圧の上昇させる。

自律神経のうち交感神経の活動が活発になると分泌される。

緊張すると手が冷たくなったり、胸がドキドキしたりするのは、まさにアドレナリン分泌による体の変化。

血管が収縮する影響として手先の血流量が減らされたり、心拍数が増えているため。

 

 

 

ノルアドレナリン

交感神経を刺激し、心拍数や血圧の上昇を促し、集中力や注意力を高め脳の働きを活性化させる。

感覚が鋭くなるので情報処理能力はアップするけど、過度に緊張するとイライラしたり細かなことまで気になってしまう。

長期的なストレスはノルアドレナリン不足に陥り、不注意になったり感情が乏しく「抑うつ状態」を引き起こす。

 

 

 

ドーパミン

分泌されると集中力、注意力、ヤル気などが高まると言われている。

また「幸福物質」とも呼ばれる脳内ホルモンで、精神的な報酬を得たときに多く分泌され、ポジティブ思考になる効果がある。

運動で汗をかいたあとや、自分が設定していた目標をクリアしたあとなどに気分がスッキリするのは、このドーパミンのおかげ。

「達成することは楽しい!」という習慣づくりやモチベーション向上のためになる。

 

 

 

ここでちょっとポイントを挟むね。

「アドレナリン」と「ノルアドレナリン」はどう違うの?とよく混乱される。両者の名前も働きも、非常によく似ている。

なぜかというと、同じ生成過程の異なる段階にあるから。1つ前にある物質を「前駆体」と呼び、前駆体がさまざまな酵素の働きによって次第に形を変化させていく。

出世魚だって姿・形が変わればハマチからブリみたいに名前変わるでしょw

ノルアドレナリンはアドレナリンの前駆体とも言い、またドーパミンがノルアドレナリンの前駆体。

つまり、ドーパミン → ノルアドレナリン → アドレナリン、という順番で生成される。

 

アドレナリンは主に身体に、ノルアドレナリンは主に脳に作用する、と覚えておくと分かりやすい。

また両者とも、身体や精神に負荷(ストレス)がかかり追い詰められると分泌されるという特徴がある。

これはコルチゾールと同じように、負荷の原因に対処できるよう、カラダの態勢を整えるため。

 

 

 

セロトニン

ノルアドレナリンが精神の働きに対してアクセルだとすれば、ブレーキの役割を果たすのがセロトニン。

両者は相互作用し合っていて、慢性的な負荷(ストレス)がかかる日常生活によりノルアドレナリンが不足すれば、セロトニンの分泌量も減ってしまう。

セロトニンは別名「幸せホルモン」とも呼ばれていて、感情の起伏を穏やかにし、精神を安定させる働きがあります。

セロトニンが不足すると、鬱病や不眠症になることで知られており、抗うつ薬の主成分もセロトニンを増やす物質である。

 

 

 

メラトニン

メラトニンの語源は、メラニンの「メラ」、セロトニンの「トニン」から来ている。と言うのも、メラトニンはセロトニンを材料にして作られるから。

細胞にダメージを与えて老化を早める活性酸素を除去する働きがあるため、アンチエイジングホルモンとも呼ばれている。

夜に分泌量が増えカラダをリラックスモードにし、眠りへと誘います。日中に多くのセロトニンを分泌させることが、良質な睡眠へと繋がる。

 

 

 

セロトニンもとメラトニンは、両者とも分泌されると心に安らぎを与える。

セロトニンを分泌させるには、起床時に朝日をたっぷり浴びること。日光によって分泌が活性化される。

メラトニンを分泌させるには、入眠前後に遮光カーテンを閉めるなどして光量を調節すること。またブルーライトを浴びないようにすること。

 

どちらも睡眠と覚醒のバランスを整えてくれる役割を持つが、セロトニンがメラトニンの材料にもなるので、まずはセロトニンの分泌を意識してみよう!

慢性的なストレスは、セロトニン不足を引き起こしてしまう。

アクセルとブレーキが相互作用していると前述した通り、筋トレなどの運動でしっかり身体を動かしノルアドレナリンを分泌させ、相対的にセロトニンの分泌も促そう。

また、セロトニンを作る材料となる必須アミノ酸の一種「トリプトファン」を多く含む食品を摂ろう。

赤身の肉や魚などの動物性タンパク質、乳製品、大豆食品、ナッツ、キノコ、海藻類などに多く含まれている。

セロトニンの90%は小腸などの消化器官に分布しているので、腸内環境を整えよう。

 

 

 

エンドルフィン

エンドルフィンは視床下部で分泌される脳内ホルモン。多幸感を感じることができるため、「脳内麻薬」などとも呼ばれている。

麻薬であるモルヒネを摂取したときに、同じ受容体に結びつく。エンドルフィン(endorphine)の語源は、内因性のモルヒネ(endogenous morphine)から。

実際に、エンドルフィンの鎮痛作用はモルヒネの7倍程度にも及ぶ。

 

エンドルフィンは神経を興奮させて快楽を与えるのではなく、ストレスを緩和し、逆に神経を落ち着かせる作用を持つ。

よく聞く現象がランナーズハイ。人が長時間走り続け身体を酷使すると、高い負荷(ストレス)がかかる。

その反動としてストレス軽減のためにエンドルフィンが分泌される。走るのが楽しくなり、どんどん走りたくなるという気分の高揚を感じるのは、まさにエンドルフィンのおかげ。

肉体や精神が極限まで追い詰められていくときに分泌されるので、ハードな運動など体に強い刺激を与えることが必要。

運動以外でも痛覚を刺激する鍼治療でも施術後に反動として分泌されたり、性行為の後にも分泌されることがある。

 

また負荷(ストレス)で疲れたあとに、甘いスイーツや脂っぽいものを食べたときにもエンドルフィンは分泌される。

いわゆる「ドカ食い」の状況で分泌が活性化されるが、それだと身体に毒。中毒的に「多幸感」を求めるのは危険。

高負荷の後にドカ食いする過度で不健康な生活より、適度な負荷のあとに適度な食事を摂る生活を心がけたほうが、真の「幸せ」に近く方法だと思う。なにごともバランスよくが大事。

 

 

 

オキシトシン

別名「愛のホルモン」と呼ばれるオキシトシンというホルモンの語源は、ギリシャ語でquick birth(時間のかからない出産)を意味する。

分娩時には子宮の収縮を促し、胎児が外の世界に出られるように働きかける。また出産後の乳腺も刺激し、授乳を可能にする。

 

妊娠・出産以外では、自分への、または他人への、命を育む行為や愛情表現時に多く分泌される。

家族や子供とのスキンシップや、ペットとの触れ合い、恋人とのハグやマッサージ、他人への親切な行動、新しいことにチャレンジする、ゆったり腹式呼吸するなどなど。

自分のことも他人のことも愛で、慈しみ、大切に扱う行為…それによりオキシトシンが分泌され精神的安心感や愛情を感じることができる。

脳や心が癒やされストレスが緩和し、幸せな気分になる。また不安や恐怖が減少し、他者への信頼感や社交性が増す。人と関わりたいという好奇心が強まり、学習意欲や記憶力が高まる。

こんな素晴らしい効果があるなら、分泌させない手はないよね♡

 

 

 

テストステロン(男性ホルモン)

一般的に「男性ホルモン」と呼ばれるテストステロンは、まさに男らしいカラダを作るホルモン。骨格を逞しくし、筋肉を作り、ヒゲや体毛を生やす。

またメンタルにも良い影響を与え、意欲が向上したり積極的になったりする。

逆に分泌量が低下すると、意欲や性欲の低下や鬱病を引き起こし、筋肉もつきにくくなる。

日頃から継続して身体を動かすことで、筋肉がつきやすくなり、魅力的なカラダつきになり、更に積極的なヤル気が出る、などと心身共に好循環を生み出すことに繋がる。

有酸素運動よりは無酸素運動、つまり筋トレなどのウエイトトレーニングが効果的とされる。筋肉に負荷をかけることがテストステロンの分泌を増やすポイント。

 

 

 

エストロゲン、プロゲステロン(女性ホルモン)

「女性ホルモン」と呼ばれるのは、エストロゲン(卵胞ホルモン)と、プロゲステロン(黄体ホルモン)の2種類がある。

両者とも脳の視床下部が司令し、卵巣から分泌される。両者のバランスが連携し、月経のリズムや体調の影響を作り出している。

 

エストロゲンは子宮に作用し、赤ちゃんのベッドとなる子宮内膜を厚くする働きを持つ。

また女性らしいカラダを作るホルモンとして、乳房の発達や、皮膚、骨、筋肉、脳、自律神経などの働きにも関与している。

 

プロゲステロンは受精卵が着床しやすいよう、子宮内膜を整え妊娠を助ける。また体温を上昇させ、赤ちゃんが育ちやすい子宮の環境を整える。

排卵後も妊娠しなかった場合は分泌量が減少し、子宮内膜を体外に排出させるのを助ける。

 

 

 

個性豊かなホルモンたちをキャラ立てしてみる

長々と説明したけど全部分かりましたか?最後に、ストーリー仕立てにして超簡単にまとめてみましょう。

 

ストレス溜まってきたなあ、モヤモヤ…。そろそろ対処しよう。(コルチゾール)

よっしゃこのストレスと闘うでー!いっちょ体を戦闘態勢するで。(アドレナリン)

そのために精神の戦闘態勢もアップ!集中力や注意力も研ぎ澄ますぜい。(ノルアドレナリン)

この戦いを乗り越えたら快感が待っている!それって気持ちいー!(エンドルフィン)

は~闘ってスッキリした。(ドーパミン)

日中いっぱい活動したあとは、落ち着いてゆったりした気分で過ごそうかなあ。(セロトニン)

夜もゆっくり眠らなきゃ~。(メラトニン)

翌日に備えて体力回復、カラダをメンテナンス!(成長ホルモン)

俺はアナタのために骨格を逞しく、がっしりした筋肉を作るぜ。(テストステロン)

私はアナタのために柔らかくしなやかになるわ。うふふ。(エストロゲン、プロゲステロン)

愛し合うってスバラシイ♡(オキシトシン)

 

こんな感じwww あくまでも個人的なイメージですw

 

 

 

本日のケツ論。

当たり前のことだけど、ホルモンは外側から摂取しなくても、自分の内側で作ることができる。

それによって「ヤル気」「高揚感」「安心感」「多幸感」などを味わうことができる。

 

危険ドラッグなんて、必要なくない?処方箋の薬にだって、いつも頼らなくてよくない?

 

私たちは、自分で「作れる」し「出せる」チカラを秘めている。誰でも、持っている。みんな、幸せになれる。

運動・食事・睡眠と日々の行動や健康管理など、自分の意識で分泌させることができる。

私はもっと自分の可能性を信じてみたい。自分次第で、変われる。

 

ホルモンのことを知ることで、また少し、生きるヒントが増えたような気がする。

ホルモンは、ただ私たちの体内器官だけへのメッセンジャーではない。

もしかして私たちの「心」にも、声を直接届けてくれているのかもしれないね。

 

では股\(^o^)/

 

 

 

 

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(関連してないやん!という意見は受けつけてましぇん)

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