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東海岸NYと西海岸LAで感じた最新メキシコ料理の違いと、日本のメキシカンブーム②

東海岸NYと西海岸LAで感じた最新メキシコ料理の違いと、日本のメキシカンブーム2

前回の続きです。

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日本でのメキシコ料理事情はどうか?

ひと昔前まで日本人が食べていたメキシコ料理は、日本人が食べやすいように改良したものだと言える。

メキシコで食べられている現地のソウルフードとは、似て非なるもの。

カリフォルニアロールを「これぞSUSHI!」と言われても、私たちにとったら「本物の寿司はこれじゃねえ!」って思う感覚てきなw

 

日本人が食べていたタコス、ナチョス、ブリトーなどは、TEX-MEX(テックス・メックス)と呼ばれるテキサス風アメリカ料理。

トルティーヤもピザ生地みたいだったり、食べやすいよう香辛料を控えてマイルドな味付けにしたり、たっぷりチーズをかけたりと、アメリカンの要素をmixさせたものが日本に普及した。

一度日本から撤退して20年ぶりに日本再上陸したファストチェーンのタコベルも、まさに食べやすいアメリカンタコスという印象。

tacobell.co.jp

 

大学卒業後バックパッカーとして35ヶ国の世界一周中にメキシコに数週間滞在していたときは、タコスにハマり毎日のように食べていたw

安いし早いし美味い。まさに旅人にうってつけのソウルフード。暑い中、ライムをたーっぷりと絞ってタコスにかぶりつき、ビールを喉に流し込めば最高の気分だったw

いろんなお肉の種類を具材にした味付けがあって、毎日でも全然飽きなかった。

アメリカンタコスしか知らなかった私は、本場の味との違いに当初ビックリしたのを覚えている。

 

 

日本も今メキシコ料理のジャンルが伸びているけど、日本人にとって昔ながらのメキシコ料理のイメージとは、また変わってきている。

最近では酸味や辛味などパンチが効いた本場の味付けも受け入れられつつある様子。

 

今ではブリトーという名前の認知度も高いし、コンビニでも簡易的なブリトーが常時売られている。

数年前から本格的なブリトーも増えたし、UberEatsでは六本木や麻布十番の「FRIJOLES(フリホーレス)」などでも手軽に出前ができる。私も一時期よく注文してた。

tabelog.com

 

 

 

メキシカンチェーンの比較と、日本未上陸のチポトレ

さっきも書いたように、タコベルはどちらかというと万人ウケするマイルドな味の印象で、「まあまあ」って感じw

2015年に原宿にオープンした「Guzman y Gomez(グズマン イー ゴメズ)」は、結構海外に近い味わい。

中に入れるお肉(フィリング)の種類も好きなものを選べる。

ラフォーレ内にあるということで場所も分かりやすいし、まずブリトーを試してみたいという方にもちょうどいいかも。

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まだ日本未上陸なんだけど、今後日本でもオープンしてほしいと思ってるメキシカンのファストチェーン店が、「Chipotle(チポトレ)」。

1800店舗あるアメリカ国内でも、その他海外の展開国でも、大人気。ファストフードと言いつつも、クオリティの高いメキシコ料理が食べられる。

www.chipotle.com

 

人気の理由は、まず使用している材料に安心感があるということ。

自然に育ったお肉やトランス脂肪酸無しの油しか使わないというこだわり。

冷凍食品は使わず毎日生産者から届くフレッシュな食材をその場で調理する、というビジネスモデルは今の時代に合致している。

 

具材やソースなど、自分好みにできるカスタマイズの幅も広い。

具材は肉類以外にも、SOFRITAS(ソフリタス)という大豆を肉っぽくしてスパイシーな味付けをしたものも選べる。

ベジタリアンやヘルシー思考の人でも楽しめるから、肥満大国アメリカでは、健康ブームに乗ってチポトレは急成長した。

 

量もしっかりあるし、安全な食材だし、野菜が食べれて健康的だし、いい値段だし、チップも払わなくていいし。

やっぱ人気なのにはワケがあるってことだね。

アメリカに旅行する機会があれば試してみてくださいね\(^o^)/

 

 

 

日本独自のガラパゴス進化の可能性

都内では、メキシコ料理店の人気も加速している。

例えば、銀座のコリドー街にあるメキシカン「TORO(トロ)」。

メキシコ料理以外にもブラジル料理のシュラスコやペルー料理のセビッチェなど、ラテンアメリカのものが食べられるお店。

シュラスコもセビッチェも大好きな私にとったら天国のようw まだ行ったことないけど、ぜひ近々行ってみたーい!

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モダンメキシカンのお店もいくつかあるよう。

恵比寿の「101 TOKYO」や吉祥寺の「タコスショップ」では、創作タコスも楽しめるみたい。ここもぜひ行ってみたい~

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そもそも、タコスはとっても自由度の高い料理。

タコスの定義とは、トルティーヤ(生地)・具材・サルサ(ソース)とシンプルな構成。

3つが組み合わさってたらすべてタコスと呼べちゃうw だからフュージョンもしやすい。

 

例えばゆず胡椒やワサビなど、日本の食材や調味料を取り入れた和風の創作タコスなどがあってもおもしろいよね!

立ち飲みスペインバルみたいに、お酒片手にタコスをつまみながら軽くちょい飲みってスタイルも今後できるといいな~( ̄▽ ̄)

 

 

 

そうそうフュージョンと言えば、アメリカ西海岸では「寿司ブリトー」なるファストフードも人気だそう。

日本人からしたら、手巻き寿司とか太巻きに近い食べ物かな。

なにより!インパクトのあるこのネームングセンスが流石だと思う。なぜ寿司なのにブリトーという名前をハイブリッドしちゃうのかw

でも考えてみれば、ごはんや具材をラップしてるし、さっと片手で握って食べることができるし、日本の巻き寿司とメキシコのブリトーって共通点も多いよね。

海外の「寿司」の進化はいつも衝撃的で楽しい。こうやって逆輸入の文化を楽しむのも旅行での一興だよねw

 

 

 

本日のケツ論。

メキシコ料理は今、ヘルシーフードとしても注目されている。

とうもろこしでできたタコスの生地はグルテンフリーだし、トマトやアボカドやパクチーやライムなど、野菜や果物も酵素が生きたローフードのままたくさん摂取できる。

 

ビール片手にソーセージというドイツのオクトーバーフェストが広く認知されたように、日本でもビール片手にタコスをつまむ文化がもっと広まる予感がする。

タコスやブリトーは、トルコのケバブサンドみたいに、おやつ感覚や手軽に小腹を満たす食事にもなり得る。

今後の日本のメキシカンもCheck it out ! :)))))

 

では股\(^o^)/

 

 

 

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(関連してないやん!という意見は受けつけてましぇん)

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