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なぜ東海岸と西海岸で気質の違いがあるの?これを読めばアメリカ旅行の楽しみ2倍!

なぜ東海岸と西海岸で気質の違いがあるの?これを読めばアメリカ旅行の楽しみUP!

はろー!前回記事では、去年行ったNYとLAで最新メキシコ料理の比較をしまちた。

今回はアメリカ東海岸と西海岸の、人々の性格や文化の違いの話。

よく東西で気質が違うと言われるアメリカ

「東海岸と西海岸で文化の違いがあるのは、関東人と関西人の気質が違うようなもんだ」って例えをよく聞く。

実際にはそんな単純な話じゃなく、日本のその違いよりも両者の溝は深い。

 

なぜなら歴史的な経緯を辿ると、国としての成り立ちや人種的に抱える問題など、根深いものがたくさんあるから。

アメリカが国家として誕生したとき、当初は東海岸側だけだった。

 

なぜ東側が保守派で西側がリベラルと言われるのか?

簡単にでもアメリカ誕生前後の歴史の流れを知っていると、旅行の際でも違いを実感できて興味深いよー!

 

 

 

アメリカの植民地時代と独立の歴史

まずはざっくりと大まかな流れさえ知ればOK!ということで、ほんとにポイントだけ歴史の説明。

細かいとこは、他の専門書籍などに任せますw

 

まずは国土を、ちょ~簡単にエリア分け。

横長の長方形をしたアメリカの国土を、フランス国旗のように、西部・中央・東部と3分割。

 

西 中 東

と表記していきますね。

 

ちなみにここに登場する国の略は、

ス(スペイン)・イ(イギリス)・ア(アメリカ)・メ(メキシコ)・◯(先住民) です。

 

 

 

<アメリカ大陸の発見>

ス ◯ イ

 

1492年、コロンブスがアメリカ大陸を発見!当初はインドに降り立ったと間違えたらしい。

コロンブスは元々イタリア出身だけど、出資を受けた先のスペインを背負って航海をした。さすが大航海時代の覇者、スペイン!

 

当時、新大陸における金鉱や銀鉱の発見が重要視されていた。

それらが集中していたのは中南米。加えてコーヒーやタバコや砂糖など、貿易で高価な値がつく赤道近辺の温暖気候の土地の開拓が進んだ。

今のアメリカの国土でいう南西部は気候がよく、覇者スペインが植民地として牛耳った。

中央や東部は砂漠気候や寒冷だったりと”痩せた土地”だったので、スペインが捨てたおこぼれを、主にイギリス(フランスやオランダは略)が入植した。

 

「まあ無いよりかはマシだよね、一応もらっとこ」というイギリス人の声が聞こえてきそうだよねw

そしてハプスブルク家(スペイン)、TUEEEEE (o_o)

 

 

 

<アメリカ国家誕生>

ス ◯ ア

 

イギリス領土(今のアメリカ東部)のうち、南部は気候的にも砂糖の農地に適していたので、儲けのために黒人奴隷を連れてきて強制労働を強いた。

一方、北部にはまともな産業がなかったので、放置されてしまう。

ちなみにこの南北の差が、のちに対立関係となり南北戦争へと発展する原因となる。

 

同じアングロサクソン(イギリス人)でも、イギリス本土に住む者と英領アメリカに渡った移住者では、貿易時の税金が違う。

待遇の違いに怒った者たちが独立を宣言し、1776年、アメリカ合衆国が建国された。

 

このとき西部はまだスペイン領なので、アメリカ建国時の領土は東部のみ。

中央部にある山脈や砂漠が、両者の接触を防いでいた。

 

 

 

<アメリカ独立後しばらく>

メ ア ア

 

建国したアメリカは、ネイティブアメリカン(インディアン)を追い立てながらゆっくりと西へと領土を拡げていく。

またその間、東部のイギリス領植民地と同様に西部でも独立運動が起こり、スペインの植民地はメキシコとなる。

 

 

 

<最終形態とゴールドラッシュ>

ア ア ア

 

その後、テキサスの土地を巡ってアメリカとメキシコの間で戦争が勃発。

この戦いに勝利したアメリカはさらに西に領土拡大を進め、西海岸までがアメリカに帰属した。

 

なんと!その後に偶然、西海岸で手つかずの金鉱が見つかる。

これがアメリカの歴史で有名な「ゴールドラッシュ」。 

金の採掘に携わって財をなそうと、世界中から人が押し寄せることとなる。\($o$)/

ちなみに、過酷な労働にも耐えうる作業着デニムとして有名になったのが、リーバイスのジーンズ。

 

 

 

人種のるつぼ、アメリカ

さっき説明したアメリカ建国時の状況からもわかるよう、東海岸側はアングロサクソンと黒人のエリアだった。

もちろん先住民であるネイティブアメリカンの存在も忘れてはならない。

 

アメリカは「人種のるつぼ」とよく表現されるけど、本当に”るつぼ”なのは西海岸側の地域。

アメリカ植民地を時代を統治したスペイン人や、メキシコをはじめ中南米をルーツに持つヒスパニック。

それに加え、ゴールドラッシュ時には東欧を含めたヨーロッパの人々や、大量の中国人も移民として押し寄せた歴史がある。

最近ではアメリカ国内で全体的にヒスパニックが増えているけど、文化として溶け込みが進んでいるのは、西海岸側だと言える。

 

 

 

歴史的背景に加え、気候や街の特徴も、人々の気質に影響していると言える。

東海岸側にはワシントンD.C.やNYなど政治・経済の街も多い。

西海岸側は暖かい気候に加え、ハリウッドなど世界的にカルチャーを発信する場所がある。

 

ざっくりと言うと、NYをはじめ東海岸側と、LAをはじめとする西海岸側で、それぞれ特徴があると言われている。

・東側: 保守的・クール・大人っぽい、など

・西側: リベラル・陽気・フレンドリー、など

 

もちろん人によるし、どの街にもいろんな人が住んでいるけれど。

 

 

 

ヒップホップ東西抗争とヒプマイの世界観

このように、東と西では歴史的に、文化や風土の違いがある。

東西で、その違いからよく論争になったり対立することも多い。

 

例えばカルチャーとして挙げると、音楽。そしてHIPHOP界隈。

それはまさに「ヒップホップ東西抗争」とまで呼ばれるほどだった。

 

ヒップホップの用語として、「イーストコースト」「ウエストコースト」という言葉がある。

東海岸と西海岸ではそれぞれ異なる思想やカルチャーを持っていたことから、ラップの中でもジャンル区分がされている。

特にウエストコーストには、反社会的で暴力的なワードが含まれる「ギャングスタラップ」というスタイルも多い。

興味のある人はまず、西海岸系ラッパーの2PacやSnoop doggやDr.Dreなど、一度聴いてみるといいかも。

ちなみにDr.Dreはヘッドフォンで有名なブランド、beatsの創設者だよ。

 

元ギャングのラッパーたちは、曲のリリックに乗せてお互いを牽制したり中傷し合った。そして東西の対立が過激化していく。

ついにはギャングを操っていたマフィアまでが介入し、アメリカ国内の裏社会の抗争までに発展した。

 

 

 

この「ヒップホップ東西抗争」、なにかに似てると思わない?

そう、ヒプノシスマイクの世界観!

 

ヒプマイも、「イケブクロ・ディビジョン」「ヨコハマ・ディビジョン」「シブヤ・ディビジョン」「シンジュク・ディビジョン」など区画ごとの設定がある。

各区画は対立し、レペゼンするMCグループがラップでバトルしてるよね。

 

武力による戦争が根絶され、女性が覇権を握るようになったH歴。男性を完全排除した中王区(ちゅうおうく)と呼ばれる区画で、女性による政が行われるようになった。そこで定められたH法案により、人を殺傷するすべての武器の製造禁止、及び既存の武器の廃棄が命じられた。しかし、争いは無くならない。争いは武力ではなく、人の精神に干渉する「ヒプノシスマイク」にとって代わった。このマイクを通したリリックは、人の交感神経・副交感神経等に作用し、様々な状態にする力を持つ。

 

男性は中王区外イケブクロ・ディビジョン、ヨコハマ・ディビジョン、シブヤ・ディビジョン、シンジュク・ディビジョン等の区画で生活をしている。各ディビジョン代表のMCグループは、争いに親和性のあるラップを使ってバトルをし、勝った地区は決められた分の他の領土を獲得することができる。

 

兵器ではなく言葉が力を持つことになった世界で今、男たちの威信をかけたテリトリーバトルが始まる。

 

( Wikipedia より引用) 

 

まさにヒプマイの世界観は、アメリカ植民地という東西の土地を巡って戦争が起こった歴史、そしてヒップホップ界隈で起こった抗争のオマージュのように感じない?

 

土地ごとのテリトリー(なわばり)意識は、大きな流れを生み出す。

平和と言われる今の時代でも、宗教紛争がなくなっていないほどだもんね。

 

 

 

自分はどっち派か、旅行先や留学先の相性

東西それぞれの思想やカルチャー。

これらのポイントを少しでも知っていれば、今後アメリカの見え方や感じ方が深くなるかもしれない。

今後のトランプ政権、今年11月の大統領選の攻防など、ニュースの本質も見えやすくなるかもね。

 

また旅行先や留学先として、自分との相性のヒントにするのもよし。

人によって東海岸派とか西海岸派とかあるし、好き嫌いも、合う合わないもそれぞれ。

 

個人的に、私はNYのほうが好きかなあ。

初めて1人で行った海外がNYだし、大学生のときに短期英語留学をした場所だから、きっと思い入れも深いんだと思うw

あと単純に、LAは移動がめんどくさいw 車社会だし1つ1つのエリアが広いから。

去年行ってUber文化はかなり進んでたけどね。空港や大きなショッピングモールには専用の乗り場も整備されていた。

 

 

 

本日のケツ論。

さすが巨大な国アメリカ。

1つの国と言いつつも、エリアごとに全く違うカラーがあって楽しい。何度行っても飽きないw

バックパッカー時代のように、また中央部の国立公園巡りもしたいなあ。

アンテロープキャニオンやThe waveの地層も良かったし、ザイオン国立公園の川を歩くトレッキングや、アリゾナにあるサワロ国立公園のサボテンも迫力満点でオススメ!

 

先日は、メキシコ料理で東西の比較をしてみたから、もしよければ読んでみてくださいね。

TEX-MEX(テックスメックス)とうジャンルにも少し触れているよん。

 

かーもんべいびーあめりかー!交差するルーツ タイムズスクエア!(by DA PUMP)

では股\(^o^)/

 

 

 

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(関連してないやん!という意見は受けつけてましぇん)