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未来の主食は「虫」になる!?昆虫食の可能性と、ゲテモノでなくなるXday

未来の主食は「虫」になる!?昆虫食の可能性と、ゲテモノでなくなるXday

最近よく聞く「昆虫食」という沸騰ワード

最近話題の昆虫食。そうです。む!し!(o_o)

地球環境への負荷が少なく、タンパク質など栄養価の高い食材として、急激に伸びているジャンルと言えます。

 

昆虫を食材として使用するレストランが出来始めたり、昆虫を粉末にして練りこんだ商品が売っていたり…海外ではもう実用化が進みつつある。

でも日本ではまだ虫はゲテモノ扱い。せいぜい罰ゲーム感覚で食べるぐらい?w

 

なぜ昆虫食が注目されているのか、ここで詳しく紹介しますね。

 

 

 

畜産動物の現状

先日のヴィーガン記事にも書いたように、畜産動物の大量生産・大量消費社会が環境に大きな負荷をかけている。

 

現在のままでは、

 ・家畜を飼うため、または飼料を育てるための広大な土地活用問題

 ・家畜を育てるために必要となる大量の水問題

 ・家畜が排出する糞尿や地球温暖化ガスなどの処理問題

 ・家畜が消費される国やエリアの格差で起こる食料分配問題

などの重大な問題をいくつも抱え、非効率な生産体制と言えます。

 

将来、地球の人口は100億人を超えることが予測されている。

私たちが肉を食べるために家畜の生産体制を改善しなければ、更なる大問題へと発展することは間違いない。

肉食を減らすことで、地球の食料ネットワークを正常な状態につくり直すことができる可能性を持ちます。

 

 

 

なぜ昆虫が注目されているの?

まず注目されているのは、昆虫のその生産性の高さ。

 

例えば昆虫食代表のコオロギを畜産動物代表の牛と比較すると、

 ・必要な土地の面積は1/20

 ・必要な飼料は1/12

 ・必要な水は1/2000

 ・排出する温室効果ガスの量は1/1000

と、とっても地球環境に優しい。

 

地球の限られた資源をいかに利用するか、またいかに汚染しないか、エコロジーの観点から比較するとメリットは多大です。

 

 

 

また、昆虫食は栄養面も優れています。

畜産動物より少ない餌でより大きなタンパク源となる。

 

動物に比べ食べられる部分が多く無駄が無いので、廃棄物の処理量にも影響する。

外骨格なども丸揚げや、すり潰してパウダー状にし、そのまま摂取できる。

 

幼虫やサナギは特に栄養価が高い。

日本でもイナゴの佃煮やハチノコが食されているように、アジアを中心に昆虫食は既に海外でも普及している。

世界では20億もの人々が2000種類の昆虫を食用にしているというデータもあります。

 

食材としても人間の体に適しています。

例えば、昆虫類の血糖は哺乳類にはない二糖類(ブドウ糖2分子)のトレハロースという成分構成。

このトレハロースを分解する酵素は、人間の小腸粘膜や腎臓上皮にトレハラーゼとしてしっかり備わっている。

 

 

 

まとめると、昆虫は環境に優しく、なおかつ栄養価が高い食材。

畜産動物のお肉を食べることより、より良い選択肢と言えます。

 

 

 

昆虫食の問題点や改善点など

期待されている昆虫食の可能性ですが、まだ分かっていないことも多く、今まさに研究が進んでいる最中。

エコな食材だとしても、サステイナブル(持続可能)でなければ、大規模に普及させる意味はありません。

 

現状では、食しているものの大部分は野生の昆虫を捕獲したもの。そして流通量も少ない。

だけど今後は生産・出荷のシステムや、生育スペースのコンテナ施設をもっと整備していかないといけない。

どのぐらいの規模を畜産動物の食材から代替するのが理想のバランスなのか、というスケールの問題もある。

“昆虫ビジネス”という産業化の行方は、まだまだこれから。

 

 

 

また、昆虫が出すフラス(糞の粒)の再利用方法も研究中。

いくら廃棄物が畜産動物よりかは少ないと言えど、大量生産をすれば環境に負荷をかけることは確か。

肥料や土壌改良剤として使うために、その開発が進んでいる。

 

 

 

「人間の食材に適した昆虫は何か?」という課題に対しても可能性を探っている。

コオロギを始めとした何千種類の昆虫リストから、栄養価など人間との相性や、生存割合や飼育環境の難易度を点数化する。

大量に生産するなら、理想は、人間が食べられないものや普段あまり食べない植物を餌とし、なおかつ人間が食べられる昆虫。

そうすれば限りある農地を餌用に割かずに、人間の食物を育てるために利用できる。

 

 

 

本日のケツ論。

昆虫学や倫理面や産業化の観点など、まだ昆虫食の研究は未解明な点は数多いのが現状。

だけども、コオロギが大量生産される日は着実に迫っていることは確か。

 

日本人が今の深刻な環境問題に対してより理解を深めたとき、そして昆虫に対して栄養食の認識が深まったとき。

日本でも昆虫食がゲテモノ扱いでなくなる、その未来のXdayはいつかきっと来る。

 

 

 

例えば欧米ではひと昔前まで、海でウネウネ動くタコなんて「悪魔の魚」と呼ばれて気持ち悪がられていた。

それが今ではどう?世界の人気食材としてバンバン食べられているよねw

 

虫も、今では食べることをイメージするなんてありえないけど、それが常用食として世間に広まれば「バッタは割と美味しいね」なんて会話が飛び交うのかもしれない。

だってざっくり言えば、陸のバッタだって、海のエビみたいな見た目だし?_(:3 」∠)_

 

虫を罰ゲームとして食べるなら、どうぞ今のうちに…なんちってwww

では股\(^o^)/

 

 

 

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